スバル新型フォレスターでリコール、改善対策、サービスキャンペーンが起こってしまいましたね。

今回はスバルフォレスターの不具合情報について解説していきます。

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【スバルフォレスター】具体的な不具合情報

では、スバルフォレスターの不具合情報について見ていきましょう。

そもそもリコールとは

そもそも論として、リコールというのは国土交通省が定める法律(道路運送車両法)において、自動車の構造・装置に、安全を確保するための基準、さらには環境保全のための基準というのが決められています。

これを保安基準と言い、マフラーの排気音量や最低地上高についての規定も含まれています。

車をカスタマイズするのが好きな方であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

要するにリコールは保安基準を満たしていない状態のことです。もしくは満たしていない状態になる可能性がある状態も含まれますね。

リコールの原因がメーカーの設計によるものなのか、もしくは製作の過程で起こったことなのかによりますが、いずれにしてもメーカーは保安基準に適合させなければいけませんから、リコールを届け出たときは必要な改善措置を行う必要があります

例えば、使用している燃料ポンプのパッキン劣化を起こしやすいため、燃料が漏れてしまうかもしれない場合は対策品に交換する、これがリコールにあたります。

他にも、車を走らせている最中にエンジン停止するかもしれないため、エンジン制御コンピューターを書き換える、これもリコールです。

では、スバル新型フォレスターのリコール内容はどのようなものだったのでしょうか?

スバルフォレスターのリコール内容

では、スバルフォレスターのリコール内容について見ていきましょう。

引用:https://www.subaru.co.jp/press/recall/2018_09_27_6323/attachment/2018_0927_1rz/

不具合の内容:センサーカメラ(アイサイトカメラ)のカメラカバーに組付け不良があった。

そのためカメラの視野の一部を遮ってしまう恐れがあり、保安基準で規定しているセンサー検出領域の上方角度を満たさない。

対策:アイサイトカメラのカバーを点検して、必要があればカメラカバーを正確な位置に装着し直す。

対象型式5BA-SK9
対象車の車台番号:SK9-002432 ~ SK9-004181
対象車の製作期間:平成30年7月9日 ~ 平成30年7月23日

過去には、アイドリングストップ機能を解除してエンジン始動すると、アクセルを踏んでいないのにクルーズコントロールを行うと不要なブレーキが作動するという不具合が出ていましたが、今回のアイサイト関連の不具合はそういったものとは別となっています。

そのため、制御プログラムを書き換えるといったことはしませんね。

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【スバルフォレスター】リコール以外に改善対策の届出もあった!

スバルフォレスターはリコールだけでなく改善対策とサービスキャンペーンも行っています。

改善対策とその内容

改善対策は保安基準には規定されていない部分で発生する問題です。

この点がリコールとは違いますね。

とは言え、その問題が生じることで安全の確保と環境保全のために看過できない状態であるため、原因がメーカーの設計または製作の過程にある場合は、必要な改善措置をメーカーが行う必要があります。

例えば、パーツを加工したけど精度が甘いので、このまま使用するとユーザーがケガするかもしれないのでカバーを装備する、これが改善対策にあたります。

リコールに比べると重要度は低いですが、このまま放置しておいたら危ないですから、改善対策の届け出が出た場合も速やかにディーラーにフォレスターを持っていき対応してもらいましょう。

改善対策を放置した状態でも車検は通りますが、不具合があるのはいい気分ではありませんから早めに直すことをおすすめします。

では、今回どのような改善対策があったのかご紹介します。

【電動リヤゲートステーの不具合】

引用:http://www.mlit.go.jp/common/001255395.pdf

不具合の内容:電動式リヤゲートステーに取り付けしているブラケットに不具合が判明。

製造の管理が不適切であることから、カシメが不十分でリヤゲートを全開にした状態から上へ力を加えると、ブラケットからボールスタッドが外れて、リヤゲートが降りてきて身体に損傷を与える恐れがある。

対策:ブラケットのボールスタッドを点検して、カシメが不十分であれば、良品に交換する

対象型式5BA-SK9
対象車の車台番号:SK9-002037 ~ SK9-007038
対象車の製作期間:平成30年7月3日 ~ 平成30年8月6日

現在、事故は1件も起きていませんが、下手すれば頭や胴体を挟む恐れがあるわけですから、そう考えるとゾッとしますね・・・。

サービスキャンペーンとその内容

サービスキャンペーンはリコールや改善対策よりも重要度は低いです。

たとえば、バックモニター用のカメラに使用しているパッキンの品質が均一ではなく、くもりを生じる可能性があるので交換する、これがサービスキャンペーンです。

サービスキャンペーンはリコールにも改善対策にも該当しないもので、その不具合によって品質上の問題で不快な思いをするかもしれない状態のことです。

そのまま放置しておいても重大な事故に繋がる可能性はないです。

とは言え、不快な思いをしながらスバルフォレスターに乗るのは嫌ですよね。

ちなみに、サービスキャンペーンは放置していても車検は通ります

無期限のものと保証期間の延長という形を取ることがあります。

スバル新型フォレスターではサービスキャンペーンも行っていますのでご紹介します。

【車両型式の誤記入】

引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/

不具合の内容:車両情報を記載するラベルに、あやまった車両型式を記入している。

車検証記載の車両型式と一致しない。

対策:該当する車両に正確な車両型式を記入したラベルを貼り付ける。

対象型式:5AA-SKE
対象車の車台番号:SKE-002027 ~ SKE-002569
対象車の製作期間:平成30年8月24日 ~ 平成30年9月5日

【EyeSightカメラカバーの紐づけ不良】

引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/

不具合の内容:EyeSightカメラに使用するカバーが、製造時に紐付け不良があったため、正しく付いていないものがある。

そのため、正面から見るとカメラカバーがレンズに対してずれている

対策:カメラカバーを確認し、正しく装着し直す。

対象型式:5BA-SK9
対象車の車台番号:SK9-002440 ~ SK9-004152
対象車の製作期間:平成30年7月9日 ~ 平成30年7月23日

【ステッカーの貼り付け指示の誤り】

引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/

不具合の内容:燃費性能を示すステッカーの貼り付け指示の誤り。

平成27年度燃費基準達成車両なのに、「平成27年度燃費基準+10%達成車」のステッカーを貼り付けしているため、誤解を与える恐れあり。

対策:対象車両はステッカーを除去する。

対象型式:5BA-SK9
対象車の車台番号:SK9-002036 ~ SK9-008373
対象車の製作期間:平成30年7月3日 ~ 平成30年8月24日

フォレスターではサービスキャンペーンを3つも行っています。

日常運転するうえで支障をきたす恐れはないとは言え、これだけ不具合が起こっているとちょっと不安になってしまいますね。

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まとめ

以上、スバルフォレスターのリコール情報でした。

車は不具合がないのが一番ですが、発見されたときは早めに対応することがユーザーの務めでもあります。

安全な運行をするためにも、リコールや改善対策の案内が来たら必要な対策を行うように心がけてくださいね。

車の不具合というのは主にリコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つです。

重要度はリコール>改善対策>サービスキャンペーンという順になります。

リコールと改善対策は、最悪の場合フォレスターを運転できなくなる恐れがありますので、できるだけ早く対策して貰う必要がありますね。

法律上、ユーザーも自分の車が保安基準に適している状態にするために点検と整備する義務があるのでそのことは忘れないでください。

サービスキャンペーンの場合は危険度は低いですが、ディーラーに行く予定があるときにでも対応してもらいましょう。

そのほうが気持ちよくフォレスターに乗り続けられるかと思いますよ。

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